カリブ海からの風と太陽、シエラネバダ山の清らかな雪解け水、ミネラルたっぷりの土壌、サンタマルタは有機バナナ栽培にとって理想的ともいえる自然環境です。
また病気が発生しにくいこと、カリブ海沿岸でも台風が通らないこともこの地域がオーガニック・バナナ栽培に適している理由です。さらにこの辺りは昼夜の温度差が15度もあるので、バナナはゆっくり成長し、独特の甘さと食感を持ったフルーツになります。
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ダーボン・グループのバナナ栽培は古くは初代が最初に農園を開いた1914年にさかのぼります。ラ・サマリア社は1990年代から農園を拡大し、本格的な有機バナナの生産と輸出に乗り出しました。2008年で所有する5つの農園のオーガニック・フェアトレードバナナの栽培面積は合計800ヘクタールに到達し、年間出荷量は30,000トンになります。サンタマルタの恵まれた自然環境に加えて、ラ・サマリア社の生産技術が世界各地の市場が求める味と品質への要求に応えています。
ラ・サマリア社のバナナ農園ではたらく労働者で結成された団体です。現行のBIOTROPICOフェアトレード基準では、バナナ1箱あたりいくらかのプレミアム(奨励金)が農園労働者に支払われます。
ダーボンのバナナの場合、FLOTRABANがプレミアムを受け取り運用しています。プレミアムの使途は総会で決定され、2007年はコミュニティの水道処理施設建設や変電装置設置、地元自治体との協同で学校のコンピュータ教室整備などに使用されました。
1926年にカリフォルニア州ハブラのルドルフ・ハス氏の農場でグアテマラ産の種子から生まれ、1935年に特許を取得し、1960年に世界市場に導入された「ハス」種に属するアメリカ産ペルシー種の果実の総称で、世界で最も栽培されている品種である。ハス」はアボカドの代表的な品種のひとつです。
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有機食品を検査・認証する制度で、JAS規格に定められた厳しい基準に沿って生産されたと登録認定機関が認めたものには、「有機」または「オーガニック」のJASマークを貼付して販売することができます。
2008年には、すべての農園でレインフォレスト・アライアンス認証を取得しました。農園内に野生動物が自由に移動できる緩衝地帯を設け、生物多様性を維持した持続可能な農業を推進しています。
世界的に認められているフェアトレードの原則を適用し、製品の持続可能でオーガニックな流通経路の確立を支援する認証制度です。
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